現金だけのお店が、キャッシュレス導入前に考えたいこと
公開日:2026年7月5日 更新日:2026年9月22日

料金・仕様確認日:2026年9月22日
現金だけで営業するか、キャッシュレス決済を加えるかは、店舗の客層、客単価、会計件数、運用負担によって判断が変わります。現金のみの営業が一律に不利とは判断できません。一方で、希望する決済手段が使えないことが来店や購入の判断に影響する可能性もあるため、自店の状況を確認して検討することが大切です。
「使える決済手段」と「導入コスト」を分けて考える
キャッシュレス決済には、決済手数料や契約条件があります。PayPayを例にすると、直接契約の決済手数料は1.98%、ライトプランの条件を満たす場合は1.60%で、いずれも税別です。ライトプランは1店舗あたり月額1,980円(税別)で、適用には条件があります。
同じPayPayでも、PayPayとの直接契約、Airペイなどの決済代行経由、その他の契約では料金体系が異なる場合があります。「PayPayはクレジットカードより高い」「QR決済なら必ず安い」と一律には判断できません。ブランド、契約先、キャンペーン、税区分をそろえて比較してください。
レジの利用料と店舗設備の費用は別
Airレジ単体は、初期費用、月額費用、サポート、Airレジ単体の全機能利用料が0円です。ただし、店舗で使うiPadなどの端末、対応プリンター、ドロア、通信環境、Airペイ、Airレジ オーダーは別費用になり得ます。
公式の市場参考価格は、iPad 74,800円〜、据置型プリンター45,300円〜、ドロア9,020円〜で、一式129,120円〜です。すでに対応機器を持っている場合と、すべて新規購入する場合では初期費用が変わります。
スマレジには月額0円のスタンダードプランがありますが、1店舗向けです。複数店舗管理、電話サポート、高度な在庫管理、飲食店向け機能などは、必要なプランと料金を確認する必要があります。
小さなお店が確認したい順番
- お客さまが希望する決済手段を把握する
- 月間売上と決済比率から手数料を試算する
- 端末・周辺機器・通信環境を確認する
- レジと決済サービスの連携範囲を確認する
- 導入後の入金、返金、締め作業をスタッフと確認する
決済手数料だけでなく、入金サイクル、対応ブランド、サポート、端末費用まで含めて比較すると、自店に合うか判断しやすくなります。
補助制度を使う場合の注意
レジやキャッシュレス関連費用が補助対象になる可能性はありますが、制度ごとに対象事業者、対象製品、申請主体、契約・購入時期などが異なります。採択前の契約や購入が対象外になる場合もあります。「メーカーへ相談すれば使える」と決めつけず、制度の公式情報と登録支援事業者等の条件を確認してください。
まとめ
現金だけかキャッシュレス対応かは、店舗ごとの条件で判断します。まず必要な決済手段を整理し、レジ利用料、端末・周辺機器、通信、決済手数料を分けて比較しましょう。
POSレジの違いは、スマレジとAirレジの比較記事でも確認できます。
公式情報
料金・仕様・キャンペーンは変更される場合があります。契約前に各公式ページ、申込画面、見積書、約款をご確認ください。
